2025年4月、岩手県金ケ崎町のドラッグストアで従業員を包丁で脅し現金百数十万円を奪った罪に問われている男の裁判が始まりました。
男は「強盗はやっていない」と起訴内容の一部を否認しました。

強盗と建造物侵入の罪に問われているのは、金ケ崎町西根の派遣社員・岡崎信行被告(39)です。

起訴状などによりますと、岡崎被告は4月27日午後10時ごろ、自宅近くにある「ツルハドラッグ金ケ崎店」に押し入って、店長や従業員を包丁で脅し店の金庫から現金150万円余りとポーチを奪って逃走した罪に問われています。

12月25日の初公判で岡崎被告は「強盗はやっていない」と起訴内容を一部否認しました。

また建造物侵入の罪については言及しませんでした。

一方、検察側は店の防犯カメラの映像や岡崎被告のスマートフォンの位置情報などから、岡崎被告は店内の様子を近くでうかがってから一連の犯行に及んだと指摘しました。

閉廷後、岡崎被告の代理人弁護士は「防犯カメラに映っているのは別の人物」として、無罪を主張する方針を示しました。

次回の公判は2026年2月以降に行われる予定です。

岩手めんこいテレビ
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