岩手県盛岡市に本社を置くパンや洋菓子の製造会社が県内の福祉施設にクリスマスケーキをプレゼントしました。
白石食品工業では児童養護施設や福祉施設などを利用してクリスマスを家族と一緒に過ごせない人のために、50年以上前からケーキを贈り続けています。
2025年は49カ所の1500人のために310個のクリスマスケーキが用意されました。
12月25日はケーキの贈呈式が開かれ、白石食品工業の白石雄一社長から福祉施設の利用者の代表などにケーキが手渡されました。
施設の利用者代表 今野紀理恵さん
「温かいお気持ちが私たちにとって大きな励みとなる」
施設の関係者たちは心温まるプレゼントを大切に持ち帰っていました。
白石食品工業 白石雄一社長
「(施設の)皆さんクリスマスパーティーをされると思う。ケーキを囲んで『良い一年だったね』と言ってもらえたら良い」
原料となる卵やイチゴなどの値上げが続いていますが、白石食品工業ではこれからもクリスマスケーキのプレゼントを続けていきたいとしています。