クリスマスでにぎわう東京・原宿で「イット!」取材班が目撃したのは、大通りから一歩奥に入った一角を取り囲むように伸びた大行列。

お目当ては、期間限定でクリスマス仕様に飾られたカフェ。
1時間前からオープンを待っていたのです。

高校生は「ムーンソウルっていうカフェです。クリスマスのパウンドケーキやマカロン。TikTokで人気なので。バズってたので」「クリスマスカフェに来たくて」「TikTokで見ていいなと思って」などと話しました。

古民家を改築して作られた韓国風カフェ「MUUN Seoul 原宿店」は、至る所にツリーやサンタが飾られ、店内はクリスマス一色に染まっていました。

午前11時の開店と同時に店内は満席。
そして、お目当てのクリスマス限定メニューがテーブルに並ぶと、あっちでもこっちでも、撮影タイムがスタートです。

“スマホ2台持ち”でクリスマスメニューを撮影している高校生2人組は「(Q.携帯2台は使い分けてる)こっちの方が画質が悪くてレトロな感じに(写る)。これはiPhone7です。(Q.こちらのiPhoneは)こっちは(画質が)きれい」と語りました。

レトロ風な写真にするため、あえて古いスマホで“映え写真”を撮影していました。

中には推し活にいそしむ女性も。

20代:
カフェに行くとなったら、このシルバニアを持っていって一緒に写真撮ってる。(Q.クリスマス仕様に)そうです。私のおばが手作りで、世界に1個しかない衣装なのでうれしい。

手作りのクリスマス衣装を着せたシルバニアファミリーとの写真を撮っていました。

サンタが乗ったケーキやマカロンなど、クリスマスムードを堪能した来店客からは、「めっちゃかわいくて、クリスマス感じられてめっちゃいいです」「写真で見たときよりも実物の方がかわいくて、来てよかった」といった声が聞かれました。

オープン後も行列が絶えることはありませんでした。

そして中には「カップケーキとマカロンを買ったんですけど、今から新幹線で帰ってクリスマスを一緒に過ごす予定です」と話し、帰省先の青森で“おうちクリスマス”を楽しむためにケーキをテイクアウトした人もいました。

クリスマスの行列は東京・新橋でも。
店の外にまで行列ができていたのは、お昼時の「ケンタッキーフライドチキン」。

やっぱり“クリスマスにはチキン”と、予約して大量に買い込む人たち。

一方で、店頭の「予約なしでも買える」との貼り紙を見て、チキンを“駆け込み購入”する人たちも。

「やっぱクリスマスなんでチキンかなって」と話す男性は、いきおい余って買いすぎたようで「(Q.食べきれる?)いや、食べきれないと思いますね」と話していました。

「いっぱい買って余ってしまった」という人に向け、ケンタッキーフライドチキンではおこわからそばまで“チキンの意外な楽しみ方レシピ”を公開しています。

さらに、レシピサイト「デリッシュキッチン」でも、チキンを丸ごと豪快に炊飯器に入れて炊き上げる「フライドチキン炊き込みご飯」などのレシピを公開。

25日に余ってしまった食材を活用することで、26日もクリスマスの余韻に浸れそうです。