クリスマスの朝、幻想的な光景が広がりました。

普段は見えるはずの街並みが濃い霧で先が見えず、辺り一面真っ白に。
暖かく湿った空気が流れ込んだことで発生したこの光景も、別の形の“ホワイトクリスマス”といえそうです。

東京都心の最高気温は11.9度で12月中旬並み。
しかし、25日夜は雨模様。

そうした中、東京・足立区ではクリスマスイベントを楽しむ人たち。

子供たちが乗り込んだ電車の中では、サンタクロースが待っていました。
これは、岡山市の鉄道会社が毎年行っている「クリスマスプレゼント電車」。
25日は4便の運行で、約100人の子供たちがお菓子などのプレゼントを受け取りました。

岩手・盛岡市では、地元の食品会社から福祉施設へのクリスマスケーキの贈呈式が行われ、様々な種類のケーキが施設に運ばれていきました。

2025年も残りあと6日。

26日から1日までの全国の天気を見ると、26日から27日にかけて札幌や新潟などの日本海側を中心に「冬の嵐」となりそうです。

一方、仙台や東京、大阪などの太平洋側は26日から1日まで広く晴れる予想です。

クリスマスの25日、東京・足立区の東武・竹ノ塚駅前には大きなクリスマスツリーが。

トナカイの角に雪だるまの髪飾りでクリスマスを楽しんでいる家族は「(Q.何もらった?)このお靴もらった!(欲しいと)ママに言った。(Q.ママは?)買ってくれなかった。サンタさんがくれた」と話しました。

1歳の女の子は上着を3枚、さらに靴下もモコモコで暖かそうです。

無料のアトラクションが楽しめる足立区の元渕江公園では、防寒対策をした子供たちの元気な声が。

東京都心では25日夜に広く雨が降る見通しで、クリスマスイブとクリスマス当日に都心で1mm以上の雨が観測されれば、49年ぶりとなります。

そして午後5時ごろ、イルミネーションが点灯され、公園が様変わり。
毎年恒例のイベント「光の祭典2025」が最終日を迎えました。

動物のオブジェやサンタのそり、さらに20メートルを超える8本のツリーがライトアップ。
園内のアトラクションなど約70万球のイルミネーションが彩りました。

冷たい雨が降る中、傘をさしてイルミネーションを楽しんでいました。

年末寒気は26日から到来。
注意が必要です。