クリスマスの25日、東京都内の施設で外国人の家族連れが夢中になっていたのは、トナカイに変身した「アルパカ」です。
アルパカの“もふもふ”に癒やされていました。
そしてクリスマスが過ぎれば、いよいよ最大9連休の年末年始に突入。
街の人からは「宮古島に行きます、旅行です」「おばあちゃんの家に帰ります」「特に予定なくて、ふるさと納税のフグを家で食べようと思います。もし安かったら本当は旅館とか行きたいですよね」といった声が聞かれました。
そんな年末年始をめぐる調査には、物価高の影響がみられました。
調査会社インテージによると、年末年始に「帰省する予定」と答えた人が2年連続で減少したことに加え、「予定がない」人が6割を超え、2024年より増加。
物価高を背景に、年末年始を静かに過ごしたい人が増えているとみられています。
そうした中、年の瀬に来客が増えているのが、アクセサリーやブランド品の買い取り専門店です。
コメ兵・白井壮汰さん:
年末の家の整理等で出てきた品物を持ち込んでいただくケースが増えている。それと金価格高騰が相まって。
24日、金の価格が一時、初めて2万5000円を突破し最高値を更新。
売りに来た客:
たまたま金価格も上がっているので、ことしのうちに売っちゃおうかなと。
18金のネックレスなど5点を売りにきた女性、買取額は56万円となり大満足の様子でした。
さらに、「ことしはおせちをすごく頼んだのよ豪華に」と話す女性客の姿も。
奮発した“おせち代”にと持ち込んだ金の指輪やアクセサリーなど11点。
その査定額は161万1200円で、女性は「おつりが来るね。おせち代。全然足しになって旅行も行けます。大盤振る舞い」と話しました。
一方、まだ年末年始の予定を立てていない人でも間に合う“非日常体験”を気軽に味わえるスポットにも注目が集まっています。
にぎわっていたのは、東京・原宿にある「サモエドカフェ」。
25日は赤い帽子をかぶりクリスマス仕様のサモエド犬もいました。
来店客からは「めっちゃでかい。さわり心地よくてかわいい」「高級なじゅうたんみたい」といった声が聞かれました。
取材した原宿店は2026年1月1日、2日は休業ですが、サモエドカフェmoffu・江口幸太店長によると、「竹下通りに2号店があるんですけど、年末年始ともに休まず営業となっています」ということです。
一方、こちらでも“もふもふ”体験。
新宿にあるアルパカと触れ合える施設は年内は28日まで、2026年は3日から営業します。
アルパカふれあいランド・井手真哉店長:
今がちょうど触りごたえのあるいい時期かなと思います。1年分の疲れをアルパカのもふもふの毛触りを触って癒やされていただけたら。
年末年始、“もふもふ”を求めて動物たちに会いに行ってみてはいかがでしょうか。