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プレスリリース配信元:マークラインズ株式会社

マークラインズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:酒井 誠、http://www.marklines.com/) は、電気自動車の世界販売の約90%をカバーする主要15カ国を対象にグローバル市場における電気自動車の台数情報及び販売動向を分析した2025年11月の電気自動車(BEV/PHV/FCV)販売月報(商用車を除く、推計値を含む)を掲載しました。

対象国:中国、米国、日本、インド、ドイツ、フランス、ブラジル、英国、韓国、カナダ、イタリア、タイ、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド
注)過去の台数データの一部に修正が入りました。
  一部のデータには推計値が含まれます。
  中国の販売台数(出荷台数)は輸出台数を除く集計値となります。
  インドのEV販売台数は登録台数となります。

電気自動車(BEV/PHV/FCV)のシェア
 主要12カ国とノルウェー、スウェーデン、フィンランドの北欧3カ国(計15カ国)における11月の電気自動車販売台数は184.9万台だった。前月比3.5%増、前年同月比でも5.3%増だった。また、11月の電気自動車シェアは31.9%で、前月比で1.4ポイント増加、前年同月比でも2.8ポイント増加した。9月の31.6%を0.3ポイント上回り、市場シェアは過去最高となった。2025年1-11月の電気自動車累計販売台数は、前年同期比20.7%増の1,634.6万台で、自動車販売台数全体に占めるシェアは27.4%となった。
 HVの11月の販売台数は42.5万台となり、前月比で8.5%減少、前年同月比でも13.2%減少した。11月のシェアは7.3%で、前月比で0.6ポイント減、前年同月比では0.8ポイント減となった。2025年1-11月のHV累計販売台数は499.8万台、前年同期比で11.1%増加し、自動車販売台数全体に占めるシェアは8.4%だった。



主要メーカーの電気自動車販売台数推移
 メーカー別(大手主要メーカー、Tesla、中国系大手電気自動車メーカー)の電気自動車販売台数推移は以下の通り。



 首位はBYDで前月から0.7万台減の37.4万台だった。2位のGeelyは前月から1.2万台増で20.3万台。3位はTeslaで前月から5.5万台増の13.5万台。GMグループは前月から1.1万台減の12.0万台。5位は奇瑞(Chery)で前月から0.6万台増の8.8万台となった。
 BYDは前月比、前年同月比ともに減少に転じた(1.9%減、23.1%減)。前年同月比ではPHVの減少が特に大きく、35.5%減少した。Geelyは前月比6.5%増、前年同月比34.9%増と引き続き好調を維持している。Teslaは中国での駆け込み需要が追い風となり、前月比で69.0%の大幅増となったが、前年同月比では8.9%減だった。例年、年末にかけて各社の販売は増加していく傾向にあるが、今年はGeely以外は伸び悩む展開となっている。中国では駆け込み需要が12月も続くと見られ、年末にかけての動きにも注目したい。

このほか、国別/メーカー別/パワートレイン別の電気自動車シェアや販売台数推移を掲載しています。
・各国の電気自動車シェアと推移
・BYD、Geely、Teslaの電気自動車販売動向
・主要メーカーのパワートレイン別販売構成比
(参考)主要12カ国の自動車販売動向(全パワートレインを含む)

詳しくは下記リンク先をご覧ください。
https://www.marklines.com/ja/report/statistics_evsales_202511?rf=prtimes

マークラインズの情報プラットフォームは、EV・電動化に関する様々なコンテンツをご提供しております。下記リンクよりサービス紹介をご覧ください。
https://www.marklines.com/ja/lp/vehicle-electric.html?rf=prtimes
・電動車(HV/EV/PHV/FCV)販売台数
・5年後までの新型EVやxEVのフルモデルチェンジ情報
・電動車600モデル超のデータベース
・環境規制 (排ガス・燃費/CO2 等)
・EV関連部品(バッテリー、e-Axleほか)のシェア・供給情報、サプライヤー検索
・EVの分解調査レポート、電動パワートレインの展示会取材情報
・各国・地域の電動化政策、新興EVメーカーや電池メーカーの動向など最新ニュース

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