シリーズでお伝えしている「回顧おおいた2025」。
24日は2025年話題になった出来事などを振り返ります。
中森明菜さんの歌声に大分が湧きました。4月、大型の野外音楽フェス、「ジゴロック」が開催。
2日間でおよそ1万9000人が来場し会場は熱気に包まれました。
大きな話題となったのが大阪・関西万博です。総来場者数は2900万人以上と大盛況となりました。
◆TОS山路謙成アナウンサー
「湯けむりをイメージしたオブジェが印象的な大分県のブースです。中に入ってみると、県の魅力をPRするさまざまなコーナーが用意されている」
大分県もブースを出展し、魅力を世界にアピールしました。
創建1300年を迎えた宇佐神宮。
天皇陛下の使い「勅使」が、陛下からのお供え物を奉納する10年に一度の勅祭が行われました。
また、その宇佐神宮を舞台に将棋の名人戦が。
◆藤井聡太名人
「一手一手をしっかり考え抜いて指していきたいと思っている」
藤井聡太名人と永瀬拓矢九段の対局は息詰まる展開に。
激戦の末、永瀬九段が勝利しました。
2025年の夏はとにかく暑かった。日田市では7月に県内の2025年最高気温となる39度を観測しました。猛暑日の日数は62日。年間の国内最多記録に並びました。
戦後80年の節目の年でした。
戦争の経験者たちの高齢化が進み、記憶の継承が課題となる中、改めて平和の大切さを考える年でした。
◆フィリピンで終戦迎えた女性
「家族がみんな亡くなって、ここにまつってもらっている。(戦争が)ずっとなければいい」
国東市のため池には巨大な黄色いアヒルが登場。
オランダ人アーティストの作品で国東半島芸術文化祭の一環として展示され、およそ5万5300人が見物に訪れたということです。
◆TOS卯月潤カメラマン
「カルガモでしょうか、小さい赤ちゃんを連れて大分県庁に迷い込んでいる。とてもかわいい」
動物たちも様々な話題を届けてくれました。カメラマンが遭遇したカルガモの親子は県庁の敷地内を10分ほどお散歩した後、国道へ。
◆TOS卯月潤カメラマン
「危ない、危ない」
なんとか無事に渡りきり大分城址公園の中へと消えていきました。
2024年4月に大分市の水族館うみたまごで初めて生まれたセイウチの赤ちゃん「いちこ」です。2025年はお客さんとも触れ合うようになり大人気に。
年明けの1月には三重県の鳥羽水族館への引っ越しが決まっていて、うみたまごで「いちこ」に会えるのも残りわずかです。
さまざまな出来事があった2025年もあと1週間ほどとなり各地で新しい年を迎える準備が進んでいます。
2026年は明るい話題が多い1年となりますように…。