季節ハタハタの初漁から約1週間が経過しました。本隊の接岸がいまだにない秋田県男鹿市北浦の漁港では、本格的な水揚げが望めないことから、季節ハタハタ漁を24日で終えることを決めました。

男鹿市北浦の漁港では、季節ハタハタの初漁を迎えた17日以降、連日、数キロから10キロほどの水揚げがあります。24日も雄と雌合わせて約11キロが取れましたが、いまだに本隊の接岸はありません。

県内の漁港では、沿岸のハタハタ漁が年明けの1月15日まで認められていますが、北浦地区では、天候が悪くなりやすい毎年この時期に漁を終えています。

北浦地区の漁港では今後の漁について話し合う会議が非公開で行われました。協議の結果、今シーズンの季節ハタハタ漁は12月24日で終えることが決まったということです。

漁師・西方強さん:
「やめることにした。これから来るハタハタは戻して、来年取りましょうという話になった」

県漁協中央支所中央北地区によりますと、北浦地区で水揚げされた今シーズンの季節ハタハタは、24日までに53キロで、昨シーズン全体の約4%でした。

秋田テレビ
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