封筒を受け取った男性が法廷で証言した。
前衆院議員の亀岡偉民(かめおかよしたみ)被告は、衆議院選挙が行われた2024年10月、福島市などの祭りに参加した27の団体に現金合わせて25万円を渡したなどとして、公職選挙法違反の罪に問われている。
12月24日の公判では亀岡被告から現金が入っていたとみられる封筒を受け取った男性が出廷し、当時のやり取りについて「『よろしくね』と言われたのは、選挙のことだと思っていた」などと証言した。
一方、弁護側は供述調書と証言に食い違いがあることから、証人の記憶の曖昧さを指摘した。
次回の裁判は来年1月27日に開かれる。