スポーツ庁は、小学5年生と中学2年生を対象にした「全国体力・運動能力調査」の結果を公表しました。8種目の結果を点数化した「体力合計点」の平均で、高知県は小学校女子が5年連続で全国平均を上回る一方、中学校女子が2019年ぶりに全国平均を下回りました。

調査には、県内172の小学校約4400人と96中学校の約3500人が参加。握力や反復横跳びといった8種目の結果を取りまとめました。

「体力合計点」は小学校女子の県平均が54.07で全国平均を0.1ポイント上回りましたが、中学校女子の県平均は46.91で全国平均を0.67下回りました。小学校男子は53.02、中学校男子は42.20でいずれも全国平均と同じでした。

種目別では小学校は男女ともに握力やソフトボール投げで全国平均を上回り、中学校は男子が握力とハンドボール投げ女子は握力が全国平均を上回りました。

県教育委員会は結果の分析を進め、対策を検討することにしています。

高知さんさんテレビ
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