テレビ番組や雑誌で高知の魅力を発信してきたあの人が県観光特使に任命されました。
浜田知事:
「委嘱状、植野広生様。あなたに高知県観光特使を委嘱します。令和7年12月24日、高知県知事・浜田省司。よろしくお願いいたします」
植野広生さん:
「ありがとうございます」
県観光特使に任命されたのは食の雑誌「dancyu」の元編集長・植野広生さんです。高知大好きな植野さんは2019年から「土佐のおきゃく大使」に任命され、県産食材を使用した缶詰も作るなど高知の魅力を発信し続けています。
さらに、おきゃく文化や皿鉢料理などを通して高知の食文化を描いたドキュメンタリー映画を3年前から製作中です。県内での撮影はほとんど終了し、今は編集作業で大忙しとのこと。
県観光特使・植野広生さん:
「編集作業をしている編集マンがいまして、高知に来たことがない方なんですけど、編集しながら毎日『高知に行きたい高知に行きたい』ってうわ言のように言うようになりまして。これを見ていただければおそらく世界中の人が高知に行ってみたいと思ってもらえると思いますので」
浜田知事:
「楽しみです」
映画「おきゃく」は2026年公開される予定です。そんな映画作りにも励む植野さんが思う高知の一番の魅力は「人」だと言います。
県観光特使・植野広生さん:
「すてきなおもてなしをしてくれる、すてきなおせっかいが多いので、すてきなおせっかいがみんなをつなげてくれる、高知の人の魅力になってると思います。おきゃく大使兼観光特使として高知の魅力を多重構造で幅広くいろんな人に知ってもらうために頑張っていきたいと思います」