岡山市は岡山駅や岡山・広島の山陽自動車道サービスエリアで原材料表記に誤りなどがある商品が販売されていたことが分かり、市内の珍味メーカーが自主回収を始めたと発表しました。
自主回収を行っているのは、岡山市北区奥田のサンキ商会が販売した「ままかりの酢漬柚子入り」です。市の発表によりますと、パッケージの商品名が「ままかりの酢漬柚子入り」となっていたものの、実際の中身は「開きままかり酢漬ゆず」だったということです。
一括表示シールも「ままかりの酢漬柚子入り」のものを貼り付けていたため、特定原材料などの「小麦」、「大豆」の表記が欠落していたほか、食品添加物や原材料名などにも誤った表記がありました。
内容量７５グラムが１００グラムに、賞味期限を２０２６年２月２２日と記載すべきところを２０２６年３月９日に、保存方法が要冷蔵１０度以下と記載すべきところを常温で保存となっていました。
市の発表によりますと、１２月１３日以降、岡山駅構内と、岡山県と広島県にある山陽自動車道のサービスエリア３カ所で、販売されていました。販売店に２００個納品したうち、６２個がすでに販売されています。
いまのところ健康被害や問い合わせはないということですが、食品アレルギーを持っている人が食べると体調不良のおそれがあるほか、誤った保存方法で保管した商品を食べると体調不良のおそれがあるということです。
※販売先
１、岡山駅構内 １００個のうち３７個販売
２、吉備サービスエリア上り線 ４０個のうち２３個販売
３、福山サービスエリア下り線 ４０個のうち１個販売
４、小谷サービスエリア下り線 ２０個のうち１個販売
※問い合わせ
サンキ商会
岡山市北区奥田一丁目４－１１
０１２０－３０－８７４３（フリーダイヤル）
受付時間８：３０～１７：００（土日祝日除く）
