秋田県横手市に住む70代の男性が、警察を名乗る相手の嘘の話を信じて現金200万円を振り込み、だまし取られました。
警察によりますと、横手市に住む70代の男性は11月下旬、自宅の固定電話に「楽天お客様センターのナカイ」を名乗る男から電話があり、「あなた名義の携帯電話で大量の違法メールが送信されている」と言われました。
男性が相手の指示に従って、担当する警察官を名乗る相手に電話をかけると「捜査に協力すれば無実を証明できる」と言われました。
その後、男性は、検事を名乗る男ともやりとりし「口座に入っている金が犯罪で得た金か調べる必要がある」などと言われ、指定された口座に4回にわたって現金200万円を振り込み、だまし取られました。
男性は、状況を相談した知人に「詐欺ではないか」と指摘されて警察に相談し、被害が発覚しました。