一年の汚れを払い落し清々しい気持ちで新年を迎えようと24日、秋田市の神社で「すす払い式」が行われました。
秋田市川尻の総社神社では、一年の汚れを落とし穏やかに新年を迎えるため、毎年、社殿などの汚れを落とす「すす払い式」を行っています。
24日は冷たい雨が降る中、氏子5人がおはらいで身を清めた後、忌竹(いみだけ)と呼ばれる長さ3メートルのササ竹を使って、社殿の屋根など普段は手の届かない場所にたまったほこりを払い落としました。
総社神社・川尻孝紀宮司:
「今年は特にクマの問題から日本中いろいろな災害があったので、家内安全で過ごし、希望を持って前進できる年を迎えてもらいたい」
総社神社ではこの後、餅つきや大晦日の大祓式(おおはらえしき)を行って新しい年を迎える準備を整えることにしていて、正月三が日の初詣客は1万人と見込んでいます。