国土交通省は12月23日、開かずの踏切など、緊急に対策の検討が必要な踏切や地域で課題があると認識している改良すべき踏切道、全国102カ所を指定したと発表しました。

今回指定を受けたのは全国25の都道府県102カ所の踏切です(過去に指定された踏切と重複する9カ所を含む)。開かずの踏切や、踏切の幅が狭かったり、踏切の近くに福祉施設があり、保安設備の設置を検討した方が良いなどの理由で指定されました。

最も多いのは大阪府の31カ所で、中国地方で指定された踏切はありませんでした。四国地方では8カ所あり、香川県は高松市の予讃線「下踏切」など県内5カ所が、愛媛県は松山市の予讃線「大谷第1踏切」など県内3カ所がそれぞれ指定されました。8カ所ともJR四国の踏切です。

今回の指定に合わせて、国土交通省では地方公共団体の踏切対策に関する協議をサポートする相談窓口を、各地の地方整備局などに設置することにしています。

◆四国地方で指定された踏切8カ所

<香川県>
・下踏切 (高松市) 予讃線×市道下向田2号線
・病院踏切(観音寺市)予讃線×市道七間橋柞田川線
・東土居踏切(東かがわ市) 高徳線×市道喜定丹生停車場線
・皿池踏切(三豊市)予讃線×市道 皿池線
・琴平第2踏切(琴平町)土讃線×県道 原田琴平線
<愛媛県>
・大谷第1踏切(松山市)予讃線×市道堀江41号線
・綿市踏切(四国中央市)予讃線×市道五反地中上線
・藤石堂踏切(四国中央市)予讃線×市道中村大道線

岡山放送
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