U・Iターンの相談や斡旋などを担うふるさと島根定住財団が12月23日、主催イベントに参加を申し込んだ約1200人分の個人情報を漏洩させたことを明らかにしました。
ふるさと島根定住財団の発表によりますと、漏洩が分かったのは大学生など1238人分の氏名やメールアドレス、学校名などの個人情報で、本来財団だけに送信される主催イベントへの申し込みメールが、財団を活用している企業3社に誤って送られていたということです。
19日にこのうちの1社から財団に問い合わせがあり、漏洩が分かりました。
原因は、財団が日常業務で使っている複数の管理システムを同時にログインした際、複数の条件が重なった場合に生じる不具合のためだった、としています。
漏洩した個人情報が、3社からさらに外部に流出した事実は確認されていないということです。
財団は、学生などにメールや書面で経緯を説明して謝罪するとともに、管理システムの根本的な改修を進めるとしています。