プレスリリース配信元:ソフトバンク株式会社
電車やバスでのスマホ利用で広がるモヤモヤを楽しく描く車内で「撮られているかも」「撮っていると誤解されたかも」と感じた人はどちらも約4人に1人
ソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)は、みんなが気持ちよくスマートフォンを使える社会を目指し、12月16日(火)より、WEB動画「撮られてるかもミュージカル」篇を公開します。電車やバスといった公共の場で、擬人化されたたくさんのスマホキャラクターがユーモラスに、そしてミュージカル調で語りかける内容を描いています。スマホの声は、声優の山寺宏一さんが1人4役を巧みに演じ分けながら担当しています。


スマートフォンは今や生活インフラであり、暮らしを豊かにする存在である一方、使い方によっては、周囲の安心感に影響を与えることもあります。通信サービスを提供するソフトバンクは「情報革命で人々を幸せに」という経営理念の下、誰もが安心してスマホを利用できる環境づくりを重要な使命と考えています。
ソフトバンクが実施した調査(バスや電車・地下鉄を週に1回以上利用する1都3県・2府2県在住の15歳~69歳の男女500人を対象)では、電車やバス内で他人のスマホのカメラが自分に向いているように感じた経験のある人が35.4%、さらには、車内で向かい側にいる人のスマホのカメラに対して、「撮られているかもしれない」と不安・不快感を感じた人が28.0%と、約4人に1人が不安を経験したことがあることが分かりました。一方で、車内でスマホを操作する際に「他人を勝手に撮っていると誤解されているかもしれない」と感じた人も24.6%と、こちらも約4人に1人が経験をしたことがあることが明らかになりました。
今回公開する動画では、こうした背景を踏まえ、公共空間でのスマホ利用に潜む違和感をユーモラスに可視化し、「誰もが少しだけ気をつければ、みんながより気持ちよく過ごせる」という、前向きなメッセージを届けています。
ソフトバンクはスマホを提供する企業として、こうした気付きを生活者と共有しながら、より良いスマホとの付き合い方を考える取り組みを継続的に行ってきました。これまでも、コンビニやスーパーなどにおける「レジでイヤホンを外さない問題」や夜な夜な縦型動画を見てしまい寝不足に陥ってしまう「深夜のエンドレススマホ習慣」など、日常のスマホ利用で生じる課題に光を当てたWEB動画を発信し、スマホとの向き合い方を提案しています。
■ソフトバンク担当者コメント
ソフトバンクは、スマホや通信サービスを提供するだけでなく、それらを「安心して、気持ちよく使える社会」をつくることも自分たちの大切な役割だと考えています。
公共空間におけるスマホのカメラは、撮る側・撮られる側の双方にとって不安が生まれやすいテーマです。今回の動画では、スマホそのものを悪者にするのではなく、ちょっとした意識や配慮でお互いがより気持ちよく過ごせることを、ユーモアを交えて描いています。
この動画を通じて、スマホとの付き合い方を前向きに見直すきっかけが、一人でも多くの方に広がればうれしく思います。
■WEB動画ストーリー 「撮られてるかもミュージカル」篇
電車の車内、席に座っている上田航平さん、なんだか周りが気になる様子。そこに、向かい立っている乗客が手にした擬人化されたスマホキャラクター(CV:山寺宏一さん)が、「お兄さん、もしかしてこう思ってる? 僕、撮られてるかもって…」と語りかけ、あぜんとする上田さんを尻目に、スマホたちによるミュージカルがスタート。
スマホのカメラが相手に向いているとき、写真を撮っているのか撮っていないのか分からない。ゲームをしてるだけかも、動画を見てるだけかも、でもやっぱり撮られているかも…。そんな堂々巡りの中、スマホたちが「僕らは悪いスマホじゃない!信じてくれよ~!」と上田さんに攻め寄ってきます。
思わず立ち上がってしまう上田さんですが、ここで自身の空想の世界だったことに気づきます。周りの乗客から白い目で見られてしまい「すいません」と謝り、おずおずと腰を下ろしました。
「そのスマホ、誰かを不安にしているかも」というナレーションの声とともに映像には「4人に1人が電車で 『撮られているかも?』と不安に思った経験があります」との調査結果が表示されます。
そして再びスマホたちが登場。「撮られてるかも」のモヤモヤ解消のために、「カメラは下に!」「カメラを隠す!」「カメラの向きを変える!」といった誰でもできる簡単な配慮を明るく提案。
最後は上田さんも安心してスマホを取り出し、「みんながスマホを気持ちよく」というメッセージで締めくくられます。
■WEB動画の見どころ
本動画では、スマホをキャラクターとして擬人化し、電車内で誰もが経験しがちな“あるある”を歌とダンスで描くミュージカル演出が大きな見どころとなっています。さらに、声優の山寺宏一さんが1人4役を務め、性格の異なるスマホキャラクターをコミカルに演じ分けています。
ストーリーでは、「撮られているかもしれない」「自分の操作が誤解されているかもしれない」といった双方のモヤモヤを、笑いと音楽を通じて前向きな気づきへと転換。日常の中で生まれやすい違和感に、軽やかに寄り添う内容となっています。
■15歳~69歳の男女500人に聞く、車内におけるスマホのカメラレンズに関する意識調査
公共交通機関でのスマートフォンの利用を巡っては、「向かいの人のカメラが自分に向けられている気がする」「自分の操作が、意図せず相手を撮っているように見えているかも」といった声が寄せられています。こうした「撮られているかもしれない不安」と「誤解されているかもしれない不安」の双方を正しく把握するため、ソフトバンクはバスや電車などを利用する人々を対象に実態調査を実施しました。
1. 電車やバスで、他人のスマホのカメラに「撮られているかもしれない」と不安・不快感を感じた経験
約4人に1人が「経験あり」
バス・電車・地下鉄を週1回以上利用する首都圏(1都3県)および関西圏(2府2県)在住の15歳~69歳の男女500人を対象に、車内におけるスマートフォンのカメラレンズに関する意識調査を行いました。
その結果、車内で「他人のスマホのカメラが自分に向けられているかもしれない」と感じた経験がある人は、全体の35.4%でした。また、20代以下は49.0%、30代は53.0%と約半数が「経験がある」と回答し、若い世代ほど他人のスマホのカメラレンズの向きに対する意識が高いことが分かりました[図1]。

さらに、車内で向かい側にいる人のスマホカメラに対し、「撮られているかもしれない」と不安・不快感を感じた経験について聞くと、「経験がある」と回答した人は28.0%と約4人に1人となっています。年代別では20代以下が最も高く、41.0%が不安・不快感を感じた経験があると答えています[図2]。

車内で「撮られているかもしれない」と感じたことのある140人にその際の対応について聞くと、「席を移動する、車両を変える」(40.7%)、「相手から目をそらす、下を向く」(37.9%)、「相手のスマホを注視する」(35.0%)、「窓や鏡などで相手の様子をうかがう」(28.6%)、「鞄や手で顔を隠す」(22.9%)などの対応がとられていることが分かりました[図3]。

2. 自分のスマホ操作が「誤解されたかも」と感じる人は約4人に1人
約4割が「誤解されないよう意識」している
車内でスマホを操作する際、自分が「他人を勝手に撮っていると誤解されているかもしれない」と感じた経験を聞くと、全体の24.6%と約4人に1人が「経験がある」と回答[図4]。続いて、誤解されないようスマホの使い方を意識しているかと聞くと、40.2%が「意識している」と答えました[図5]。
意識していることを具体的に聞くと、「カメラのレンズを押さえる」「カメラのレンズを指で隠す」「カメラを周囲に向けない」「スマホケースを手帳型に変えた」「電車で立っている時、スマホを座席の方に向けないように気をつける」などの工夫が寄せられました。


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15歳~69歳の男女500人に聞く、「車内でのスマホのカメラレンズに関する実態調査」
■実施時期:2025年11月25日(火)~11月26日(水)
■調査手法:インターネット(QiQUMO)
■調査対象:バスや電車・地下鉄を週に1回以上利用する、首都圏の1都3県(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県)および関西圏の2府2県(京都府・大阪府・兵庫県・奈良県)に在住する15歳~69歳の男女500人
※構成比(%)は小数第2位以下を四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります。
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■車内でのスマホの使い方動画「撮られてるかもミュージカル」 篇
タイトル:「撮られてるかもミュージカル」篇
出演:山寺宏一さん (擬人化スマホの声)、上田航平さん (男性の乗客役)
公開日時:2025年12月16日(火)午前9時
「撮られてるかもミュージカル」篇:https://youtu.be/ZQOFD-t6udw
■山寺宏一(やまでら・こういち)さんプロフィール

1961年生まれ、宮城県出身。声優・ナレーター・俳優。幅広い役をこなすことから「七色の声をもつ男」として知られている。主な作品に、アニメ『それいけ!アンパンマン』めいけんチーズ役をはじめ、『新世紀エヴァンゲリオン』加持リョウジ役、『ドラゴンボール超』ビルス役など。ハリウッド映画の吹き替えではジム・キャリーやエディ・マーフィー、ウィル・スミスを担当。第24回日本映画批評家大賞アニメーション声優賞、第14回声優アワード外国映画・ドラマ賞を受賞。NHKでは、ラジオドラマ『OZ』オーティス・ネイト少尉役、俳優としては、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』、連続テレビ小説『半分、青い。』『なつぞら』『おかえりモネ』『あんぱん』、土曜ドラマ『上海タイフーン』、特集ドラマ『はじまりの歌』など数々の作品に出演。
■上田航平(うえだ・こうへい)さんプロフィール

1984年生まれ、神奈川県出身。お笑いタレント。
慶應義塾大学卒業、元お笑いコンビ「ゾフィー」のネタ作り担当。
2023年11月に「ゾフィー」を解散して以降は、プレイヤー兼作家として活動。
キングオブコント2017 決勝進出、キングオブコント2019 決勝進出。
令和元年度 NHK新人お笑い大賞 準優勝。
■制作スタッフ
CD:水本晋平
企画/コピー:水本晋平、田中賢一郎、佐野茜、藤原慶太
AD:佐野茜
プロデューサー:井上架音
プロダクションマネージャー:大重舞、渡邉蘭
ディレクター :渋江修平
撮影:田嶌誠
照明:前島祐樹
スタイリスト/ヘアメイク:古橋龍明
オフライン編集 :市原賢治
オンライン編集:須藤公平
ミキサー:加藤宇騎
SE:荒川きよし
音楽プロデューサー:川嶋可能、鶴丸正太郎
音楽アシスタント :長澤勇太
キャスティング:植芝 禎子、矢野まりあ、前田莉奈、原口巧
ビジネスプロデューサー(CR):西崎倫史、関勇輔、中田航平、林久緒玲
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