長崎県内42校の高校球児がオフシーズンの基礎体力向上を図ろうと、野球ではなく「リレー」などで競う初めての大会が14日開かれました。

14日に開催された県高等学校野球部対抗競技大会です。

県内3カ所で同時に開催され、合わせて42校・約750人の球児が参加しました。

このうち、長崎市のビッグNスタジアムでは11校・約240人が塁間のボール回しや1800mリレーなどで競いました。

この取り組みは、オフシーズンの基礎体力や野球技術の向上を目的に島原地区では30年ほど前から続けられていますが、県全体で底上げをと今回初めて県大会として実施されました。

塁間のボール回しは、送球開始から最後の選手の捕球までのタイムを競います。

この競技でトップとなったのは長崎西高校で、記録は30秒81でした。

1800mリレーは9人1チームで競います。

渡すのはバトンではなく「ボール」です。

決勝には8チームが勝ち上がり、接戦の末…海星高校が1位でゴール!

海星高校 尾崎 飛俄さん(1年)(崎はたつさき)
「ゴールした瞬間最高でした!」「気持ちで勝ったという感じ」

海星高校 古賀 愛国 主将(2年)
「今回の秋(の大会)は悔しい結果で終わったが、夏は海星が行かないといけないと思っているので、そのためにこの冬をしっかり乗り切って圧倒的な海星というのを見せつけたい」

長崎地区では全7種目のうち5つで海星高校が1位に輝きました。

海星高校
「絶対頂点!」

参加したチームは今回の結果を冬場のトレーニングなどに生かしていこうと意気込んでいました。

テレビ長崎
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