物価高の影響による若者の苦しい生活実態が明らかになりました。
孤立した若者を支援するNPO(民間非営利団体)法人が、相談窓口に登録している18歳以上を対象に調査を行ったところ、約7割が「1年前と比べ食費が増えている」と回答したということです。
また、このうちの約4割の人が食事の量や回数を減らしていると答え、約2割の人が消費者金融や友人などに借金をしていると回答したということです。
調査したNPO法人によりますと、物価の上昇に対応して、奨学金の上限も引き上げるべきだとの声も聞かれたということです。