福岡県北九州市の特産品「合馬(おうま)たけのこ」の今シーズンの出荷が15日、始まりました。

北九州市小倉南区の集出荷場には前日に掘ったばかりの「合馬たけのこ」が次々と運ばれてきました。

柔らかくて苦みの少ないことが特徴の高級品で、高いものだと2キロ余りで1万円を超える値が付きます。

タケノコは1年ごとに不作と豊作を繰り返しますが、今年は豊作にあたる「表年」です。

夏の猛暑や小雨で収穫量が心配されましたが、初出荷の15日は去年の約12倍となる152キロが持ち込まれました。

◆合馬たけのこ出荷組合 田中澄生 組合長
「歯ごたえと香りが豊かなんですよ、この時期のタケノコは。旬のものですよね、これをたくさん食べていただいて、残す日にちも少ないんですけど、新年に向けて喜びを感じていただきたい」

合馬たけのこの出荷は来年4月末まで続けられ、京都や大阪の料亭などに卸されるということです。

テレビ西日本
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