北海道帯広市のガソリンスタンドでトイレットペーパーを盗み、制止しようとした従業員に車をぶつけて逃走したとして、80歳の男が逮捕されました。  

 事後強盗の疑いで逮捕されたのは、帯広市に住む80歳の不動産業の男です。

 男は12月13日午後4時ごろ、帯広市内のガソリンスタンドで景品用として配布するため置いてあったトイレットペーパー2個(時価合計44円相当)を盗み、制止する従業員に車を衝突させながら逃走した疑いが持たれています。

 男は車に乗って逃げようとしたところ、従業員の男性に見つかり、制止されたにもかかわらず車を発進させ、男性の下半身に複数回衝突させて逃走しました。

 男性にケガはありませんでした。

 翌日の12月14日、被害にあった従業員が帯広警察署に「トイレットペーパーを盗んだ男を止めたが逃げられた」と届け出ました。

 警察が防犯カメラの映像を解析するなど捜査を進め、同日午後10時30分ごろ、男を逮捕しました。

 調べに対し男は「トイレットペーパーは1個しか盗んでいない」と一部否認する一方、「従業員に車をぶつけたことは間違いない」と供述しています。

 警察が詳しい経緯を調べています。

北海道文化放送
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