全国のインフルエンザの患者数は15週ぶりに減少に転じた一方、新たな変異ウイルス、「サブクレードK」への感染は拡大していて、注意が必要です。
厚生労働省によりますと、11月30日までの1週間に全国の定点医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は1医療機関あたり44.99人(前週51.12人)で、15週ぶりに減少しました。
依然として、41都道府県でインフルエンザ警報の基準となる30人を超えています。
また、国内で流行している(9月~11月5日)H3型(A型の一種)のうち96%が新たな変異ウイルス「サブクレードK」となっています。
重症化のしやすさは従来のウイルスと変わらない一方、ワクチンも一定の効果が期待できるということです。