2025年の食のトレンドのランキングが26日午前に発表され、タイパや物価高に対応した料理が上位に並びました。
クックパッドは、2025年を象徴する料理・食材のトレンド「食トレンド」を発表しました。
大賞に選ばれたのは「ワンプレートせいろ」です。
せいろに複数のおかずを詰め、蒸すことで手軽に作れる「ワンプレートせいろ」は、“ほったらかし”のタイパ料理として1位に輝きました。
2位に選ばれたのは「麻辣湯」です。
Z世代を中心に人気となり、店舗の展開が増えました。
3位にランクインしたのは、ボリュームはそのままに食材の一部をよりリーズナブルなものに置き換えてつくる「かさまし料理」です。
鶏肉の量を抑える代わりに、えのきやホットケーキミックスを加えて作られたナゲットや、コメの高値が続く中、豆腐で「かさまし」したチャーハン。
物価高の中、少しでも食費を抑えようという志向の広がりを象徴しているといえそうです。
そして気になる2026年のトレンド予測は、東南アジアの「サゴ」というスイーツです。
ヤシの木の幹から採れるデンプンを使っていて、「麻辣湯」などアジア料理の広がりと相まって人気になるのではということです。
このほか、新しい夏野菜の定番になる可能性があるということで、猛暑でも安定して収穫できるとされる「空心菜」がノミネートされました。