12月1日ですべての健康保険証が期限切れになり、「マイナ保険証」への移行が本格化します。
これまでの健康保険証は、マイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」に切り替わるため、12月2日からは、受診する際に「マイナ保険証」か、健保組合などから発行される「資格確認書」が必要になります。
Live News daysは期限を前に都内のクリニックを取材しました。
12月から制度が変わることについて、貼り紙などで周知されています。
「マイナ保険証」利用者:
先月から使い始めた。会社では何かしらしないといけないと。マイナ保険証と資格確認書もらうかは、みんな分かれている。
「健康保険証」利用者:
切り替えないといけないとは思っているが、タイミング逃している。(12月以降は)マイナンバーカードにしようかと。奥さんにも早くしろとせかされているので。
「マイナ保険証」への登録は、マイナンバーカードを使って病院などのカードリーダーで手続き可能なほか、スマホから「マイナポータル」で登録することもできます。
全国の「マイナ保険証」の利用率(10月)は37%余りで、厚生労働省は混乱を防ぐため、期限切れの保険証を持参した場合でも資格情報が確認できれば2026年3月末までは保険診療を受けられるとしています。
いとう王子神谷内科外科クリニック・伊藤博道院長:
(期限切れの保険証の確認は)かなり手間暇、時間、大混乱の可能性があるので、インフルエンザも含め非常に混んでいる日々だから非常に不安。(12月以降)「マイナ保険証」や「資格確認書」を持参するよう(呼びかける)。