起訴状によると、東京都の佐々木稜哉(ささきりょうや)被告は、2025年8月に仲間と共謀して福島県会津若松市内のパチンコ店に侵入し、現金約2600万円あまりを盗んだとされている。
11月26日に開かれた初公判で佐々木被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。
冒頭陳述で検察側は佐々木被告が仲間と犯行を計画し、自身が役員を勤める会社に盗んだお金を運搬するよう指示したほか、事件に必要な人手を集めたなどと指摘した。
一方、勧誘役を担ったとされる宮城県の菅井陽(すがいひかる)被告は起訴内容を一部否認した。
この事件を巡っては、これまで13人が逮捕8人が起訴されている。