県立米沢女子短期大学の学生たちが、地元の特産品・舘山りんごを使ったスイーツを開発し、お披露目された。
今回、米沢女子短期大学の2年生6人が開発したのは、“シュークリーム”などのスイーツ3種類と、絞ったリンゴを炭酸水で割って味わうジュースなど計4品。
開発した6人は大学の同じゼミで学んでいて、マーケティングやトレンドのリサーチなど、学びの実践として新たな商品開発に挑戦することを決め、地元特産の「舘山りんご」を素材に選んだという。
学生たちは、置賜で5店舗を展開する菓子店「錦屋」の協力のもと、リンゴの香りと食感が楽しめる4品を開発した。
25日に米沢市役所で開かれたお披露目会では、近藤市長が学生たちと商品を試食した。
(米沢市・近藤洋介市長)
「舘山りんごの可能性を開いてもらったような気がする。おいしかったです」
(米沢女子短期大学 社会情報学科2年・佐藤朱莉さん)
「農家での体験もすることができて、そうした経験からも学びの多い活動になった。リンゴとしても・商品としても魅力が伝わればいいと思う」
4品のうち、ジュースは錦屋の川西本店で、ほかの3品は錦屋の置賜地域の5店舗すべてで期間限定で販売される。