聴覚に障害があるアスリートの国際大会、デフリンピックで郷土勢が大活躍です。バドミントン団体で11月25日、香川県綾川町出身の片山結愛選手が悲願の金メダルを手にしました。

男女のシングルスとダブルスに加え、混合ダブルスの5試合で争う団体戦。片山選手は25日の決勝で、5試合目の混合ダブルスにエントリーしました。

ここまで片山選手の活躍もあり、危なげなく勝ち進んできた日本。決勝では強豪、中国を相手に、1試合目の男子ダブルスを落としてしまいます。

4年前の前回大会は銀メダルだった日本。初の自国開催となった今回、金メダルへの期待は大きく、片山選手も出番を待つ間、スタンドから声援を送ります。

日本は2試合目から連取し流れを作ると、そのまま4試合目の女子シングルスでも勝利し、団体で初優勝を果たしました。片山選手は決勝で出番がありませんでしたが郷土勢では、唯一の金メダル獲得となりました。

(香川・綾川町出身 片山結愛選手)
「今までの国際大会のメダルの中では一番重くてかわいい。きれい、格好いい。絶対金メダルを獲得して、今まで応援してくれた人にいい報告がしたいという気持ちで頑張れた」

片山選手は26日午後に行われる閉会式に参加する予定です。

岡山放送
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