これから本格的な雪のシーズンを迎える岡山県北では、11月25日に除雪車の出発式が行われました。
雪に見立てた土のうを押す除雪用のトラック。鳥取との県境に近い岡山県奈義町の国道53号沿いにある除雪基地では、地元の園児を招いて冬に働く車の力強い姿を披露しました。
山間部のこの地域は、雪が積もって路面も凍結するため、除雪車なしでは生活することができません。この時期、まだ雪はありませんが、生活を支えてくれる車両のパフォーマンスに、子供たちは興奮していました。
(園児は…)
「(Q:車を見てどうだった?)楽しかった」
「(Q:近くで車を見てどうだった?)うれしかった。(Q:大きさは?)大きかった」
岡山国道事務所によると、この除雪基地では、国道53号のうち奈義町から津山市までの約20キロを管轄していて、5センチの積雪を目安に除雪車を出動させるということです。