JR東日本のSuicaと関東の私鉄各社によるPASMOが連携して、新たなコード決済サービス「teppay」が始まります。
25日に発表されたのは、JR東日本による新たなコード決済サービスteppay。
キャッシュレスの多様化が進む一方、約8割のユーザーから“決済手段をまとめたい”との声が。
そんな背景から、合わせて3500万人以上が使う「モバイルSuica」と「モバイルPASMO」が提携し、さまざまなシーンでの決済利用を目指します。
JR東日本マーケティング本部 Suica・決済システム部門 高松奈帆人さん:
teppayの利用を通じて、お客さまに利便性を届けるとともに、我々交通系事業者のトータルでのビジネスを伸ばしていきたい。
利用するときは、既存のアプリ内のteppayボタンを押すだけ。
店側にQRコードを読み取ってもらうと、支払いが完了されます。
Suicaにチャージできる上限は2万円ですが、teppayでは30万円まで決済が可能です。
さらに、コード決済以外にも家族や友人に電子マネーを送る機能も追加され、アプリの垣根を越えて使うことができます。
JR東日本マーケティング本部 Suica・決済システム部門 高松奈帆人さん:
どなたでも便利にできるということをコンセプトに掲げており、若い方からお年寄りまで、これまで踏み越えられなかったキャシュレスの世界を私たち自体が進化することでそこに誘い、便利なキャシュレスの世界をお招きしたい。
モバイルSuicaでは2026年秋にサービスを開始し、モバイルPASMOでは2027年春に開始する予定です。