有明海沿岸道路と佐賀唐津道路が接続する「Tゾーン」の工事にとりかかることを記念したイベントが25日、佐賀市で行われました。
このイベントは、鹿島市から熊本市までをつなぐ有明海沿岸道路と佐賀市から唐津市をつなぐ佐賀唐津道路の接続するエリア「Tゾーン」の工事に着手することを記念して行なわれたものです。
25日は、嘉瀬小学校の6年生や山口知事、工事関係者などあわせて約50人が出席。
工事が安全に行われることを願う「鍬入れ」をしたあと、垂れ幕が披露されました。
【児童】
「沿岸道路ができたら家族で唐津のうまかもん市場に行きたいです」
子供たちはバルーン型の用紙に「道路が繋がったら行ってみたいところ」を書き、記念パネルを制作したほか、建設機械の操作を体験しました。
【県有明海沿岸道路整備事務所 水口誠所長】
「災害時の緊急物資の輸送や救急車両の利用などにも活用できる地域の活性化に資する道路になっているので早く整備を進めていきたい」
今回県の事業として工事が行われるのは、佐賀唐津道路の佐賀ジャンクションから鍋島までの約4.2キロと、有明海沿岸道路の嘉瀬南インターチェンジまでの約500メートル。
さらに国の事業として、諸富インターチェンジまでの約8キロが予定されています。