長野県の佐久広域連合消防本部は25日、消防署に勤務する消防士の21歳女性を酒気帯び運転と当て逃げの疑いで検挙されたと発表しました。また、同乗していた消防副士長の男性24歳男性も検挙されたということです。
佐久広域連合消防本部によりますと、2人は11月21日(金)、研修会終了後に居酒屋で2人で飲食して、酒気を帯びた状態で女性消防士が自家用車を運転し、駐車中の車両に接触しました。その後も運転して別の店に移動し、飲食していたところ、2人は警察に事情聴取され、検挙されたということです。
消防本部の聞き取りに、2人は「反省している」と話しているということです。
佐久広域連合長の柳田清二佐久市長は「圏域住民の皆様に深くお詫び申し上げます。このたび、職員の不祥事により、大変なご迷惑とご心配をおかけしたこと、誠に申し訳ありませんでした。今回の件を非常に重く受け止め、今後二度とこのような事態を繰り返すことのないよう、再発防止に全力で取り組んでまいります。また、法令道守の徹底と交通安全に努めてまいります」とコメントしています。