パラスポーツを通じて多様性を尊重した共生社会の実現を目指そうと、秋田県大館市でボッチャの交流会が開かれました。
この交流会は、大館市が4年前の東京オリンピック・パラリンピックで、タイのホストタウンに登録して以降、ボッチャの普及を通じて共生社会の実現を目指そうと毎年開いています。
6回目となる2025年は、県の内外から48チームが参加し交流を深めました。
ボッチャはジャックボールと呼ばれる白いボールを「まと球」に赤と青のボールを投げ、いかに近づけるかを競い合います。
「地上のカーリング」とも呼ばれ、緻密な戦略とミリ単位の精度が勝敗を分ける奥深さが魅力のスポーツです。
この日はボッチャ日本代表「火ノ玉JAPAN」が特別ゲストとして参加し、トップレベルのプレーに歓声が上がっていました。
参加した選手は「数年前からはちくんオープンは知っていてずっと来たかったので、2025年初めて参加でき楽しみだったしうれしい」「ボッチャを通して色々な人と交流できるのが楽しいと、はちくんオープンに参加して感じる」と話しました。
なお大会では大館市のTKS BOCCIA STRADAが優勝し、2026年3月に東京で行われるジャパンカップへの切符を手にしました。