天皇皇后両陛下が11月8日、6年ぶりに三重県を訪問し、国内で唯一飼育されている鳥羽水族館のラッコを見学されました。

 天皇皇后両陛下は午後2時前、近鉄鳥羽駅に到着し、沿道に集まった多くの市民に笑顔で手を振って応えられました。

 その後鳥羽水族館を訪れ、国内で唯一飼育されている絶滅危惧種のラッコを見学されました。

 飼育員がガラスに投げつけたエサを、ラッコがジャンプして取る様子に笑顔で拍手を送り、職員から海の希少な生き物を保護する取り組みなどについて説明を受けられました。

鳥羽水族館飼育研究部 石原良浩さん:
「『どうやってジャンプしてるんですか?後ろ足ですか?』と、非常に興味を持っていただいたと思います」

 両陛下は志摩市のホテルに宿泊し、9日、志摩市と南伊勢町で開かれる「全国豊かな海づくり大会」に臨まれます。

東海テレビ
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