ことしもいよいよお歳暮商戦が始まり、山形市の商業施設では出陣式が行われた。ことしも選りすぐりの商品が並んだ一方で、物価高の影響も見られた。
「山形の良いものを届けるぞ! えいえいおー!」
山形市の県観光物産会館・ぐっと山形では、7日から「御歳暮贈り物コーナー」が開設され、出陣式が行われた。
2025年は県産の日本酒や牛肉など、3000円~4000円台を中心に魅力的なギフト商品が並んだ。
こうしたお歳暮にも、「物価高」の影響が及んでいる。
2024年まで売れ筋だったギフト商品の価格が引き上げられた結果、この店で100点ほどあった展示が85点に減った。
特に価格が高騰しているコメは、価格が手ごろなキューブ型の商品を取り扱うなど見直しを進めた。
その一方で人気を集めているのが…。
(リポート)
「コメの価格高騰を受け、今年のお歳暮ではそばやうどんなど乾麺をそろえているということです」
そばやうどんのギフトは、コメに比べて価格が手ごろで長持ちもするため人気があるという。
さらに…。
(ぐっと山形・齋藤純一さん)
「お歳暮を送る・持っていくことが少しづつ減っている中で、せめて手土産として求めやすいお菓子や、1000円~2000円台のものも多くそろえている」
ぐっと山形の「御歳暮贈り物コーナー」は、2026年1月5日まで開設されている。