暴力団員である自分が使用することを隠し、知人の女と共謀して賃貸住宅の契約更新の手続きをしたとして、福山市の暴力団組員の男が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、指定暴力団浅野組傘下の中岡組組員、川原健太容疑者(51)です。
川原容疑者は、今年4月、知人の女と共謀して、女が契約し、「反社会的勢力の排除や賃貸人の承諾なく第3者に使用させることなどが禁止されている」福山市の賃貸住宅について、暴力団組員の自分が使用することを隠し、女が継続して住むかのように不動産会社に伝え、契約を更新させた疑いがもたれています。
この事件をめぐっては先月、この女が詐欺の疑いで逮捕されています。
警察は川原容疑者と女の認否について、「捜査に支障がある」として明らかにしていません。
警察は事件の詳しいいきさつを捜査しています。