きょうは二十四節気の1つ“立冬”で、暦の上ではきょうから冬。そして11月7日は食品メーカー・ヤマキが制定した「鍋の日」ということで、県内のスーパーで鍋に欠かせない野菜の価格について取材した。

日ごとに寒さが増してくるこの季節、恋しくなるものといえばアツアツの鍋料理。
村山地方に4店舗を構えるスーパー・フードセンターたかきを訪れると…。

(リポート)
「店内には“あったか鍋料理”の文字。寒くなるにつれて需要も日に日に高まっているということで、売り場には鍋に使う野菜がずらりと並んでいます。タイムサービスを設けるなどして、客が買い求めやすいよう工夫されています」

10月後半から、鍋に使う食材の売り上げが伸びているという天童交り江店。
気になる鍋野菜の価格は…。

(フードセンターたかき交り江店・村上兵太郎店長)
「昨年並みの価格で推移している。県産・東北産のものが入ってきたので、相場的には先月から比べると安くなっている」

7日の店頭価格は、いずれも税抜きでキャベツ1玉99円、大根149円で、10月より約3割安くなっていた。
中でもお買い得なのが…。

(フードセンターたかき交り江店・村上兵太郎店長)
「こちらがきょうの目玉。(白菜1個299円)先月から比べると、価格は150円~200円安くなっている」

10月は白菜の入荷が少なく、1玉売りができない日もあったそうだが、11月に入り安定して県産のものが入ってきていることから値下がりしているそう。

(買い物客)
「野菜とか安いかも。決まった鍋はないが、いろいろ入れて2日ぐらい食べる」

「ちゃんこ鍋にする。きょうはここすごく安かった。キャベツ100円しなかった。半分買おうと思って来たが、安いなら1個買っちゃおうかなと思って」

(フードセンターたかき交り江店・村上兵太郎店長)
「今のところは県内産の商品があることで、価格面で客にサービスできているのでこのまま年内はいってほしい」

同じく鍋に欠かせない肉や魚などは高値傾向だが、この店では日に応じてお買い得品を設定し、需要に対応しているという。

鍋がおいしい時期に“鍋野菜”がお買い得なのではうれしい。
雪が本格的に降る年明け以降は産地が関東メインになるため、毎年価格が上がる傾向にあるそう。今が鍋チャンスかもしれない。

さくらんぼテレビ
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