11月9日から始まる秋の全国火災予防運動を前に、宮崎山形屋で地震や火災などを想定した総合防災訓練が行われました。
この訓練は毎年行われていて、宮崎山形屋の従業員や宮崎市北消防署の隊員など約250人が参加しました。
訓練は震度6弱の地震が発生し津波警報が発表された想定で行われ、従業員が客を2階以上のフロアへ誘導、車いすに乗った人を階段で避難させる動きも確認しました。
(館内アナウンス)
「新館地階イートインコーナーで火災が発生しました。初期消火班は支援に向かってください」
館内で火災が発生した想定で、消火器やホースを使った消火訓練も行われました。
また屋外では、消防が負傷者の手当や屋上に取り残された人をはしご車で救助する訓練なども行われ、それぞれ連携を確認していました。
(宮崎山形屋 黒木正孝総務課長)
「今回は訓練であるものの、いつ何時ということ(災害など)に対してしっかり対応体制を取っていきたいと思います」
宮崎山形屋では毎月防災訓練を行っていて、災害発生時にスムーズな対応ができるようにしていきたいとしています。