国会は、高市首相の所信表明演説に対する各党の代表質問を終え、7日から予算委員会での本格論戦が始まります。
6日の参議院本会議では、参政党の神谷代表が初めての代表質問に臨みました。
参政党・神谷代表:
今、国民が削減すべきと感じているのは議員の定数ではなく、外国人の受け入れ数だと我々は考える。今後も外国人の受け入れを拡大していくのか。
高市首相:
今後の外国人の受け入れの基本的なあり方に関する基礎的な調査・検討を進めていく。
一方、立憲民主党は、高市首相が検討を指示した労働時間の規制緩和を取り上げました。
立憲民主党・塩村議員:
労働基準法に基づく残業時間の上限は、命を守るための規制だ。厚労相への指示を撤回されるのか。
高市首相:
指示の撤回はしない。様々なご意見をうかがいつつ、働き方の実態とニーズを踏まえ、検討を深めていくべきものだと思っている。
論戦の舞台は7日から衆議院の予算委員会に移り、「一問一答」式の質疑が行われます。
自民党から質問が始まり、午後は立憲民主党の本庄政調会長、岡田常任顧問、長妻前代表代行らが高市首相と閣僚に論戦を挑みます。