毎朝の読書を25年間にわたり継続するなど児童の読書意欲を高める活動を続けてきた嬉野市の吉田小学校が、「朝の読書大賞」を受賞しました。

18回目を迎える「朝の読書大賞」は、読書の推進に貢献した全国の小中学校や高校などを表彰するものです。
今年は全国から3校が選ばれ、小学校では嬉野市の吉田小学校が受賞し、11月4日、東京都で受賞式が行われました。

吉田小学校では、授業が始まる前に毎日10分間の「朝の読書」を25年間にわたって続けています。
また、読書意欲を高めるイベントなど、児童が図書館に行きたくなる環境づくりを行い、1人当たりの平均貸出数が240冊を超えるなど、読書の推進に貢献している点が評価されました。

【吉田小学校 植松かおり校長】
「本の言葉と出会って登場人物に共感したり想像したりすることで、子どもたちの中に思いやり、やさしさの芽が育ってきているように思います」

「朝の読書大賞」には3年前に嬉野市の久間小学校が選ばれていて、県内では2校目の受賞です。

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