寒さや乾燥で火災の発生が多くなるこれからの時期を前に6日、福岡県庁で消防訓練が行われました。
訓練は6日午後2時すぎ、地震の揺れが原因で9階から出火したとの想定で始まりました。
職員たちが消火器で初期消火にあたったり、消火ホースを準備したりとあらかじめ決められている火災が起きた際の受け持ちに当たりました。
訓練には、県庁で働く全職員の2割ほどにあたる約600人が参加し、消火活動のほか避難誘導の方法やルートの確認を行いました。
◆福岡県 財産活用課 熱田敏幸 課長
「訓練では本番さながらの緊張感を持ち、反省点が改善される動きが一同できるようにしっかり指導して参りたい」
県庁では火災が発生しやすくなるこの時期に毎年訓練を行っていて、担当者は「万が一の時に、職員全員が落ち着いた行動を取りたい」と話していました。