１１月６日朝早く、仙台市泉区で自転車に乗っていた男性が、住宅の敷地内から飛び出してきたクマとぶつかりました。男性は転倒し軽いけがをしました。
記者リポート
「泉区西田中です。住宅が立ち並んでいます。クマはあちらから飛び出してきたということです」
警察によりますと、６日午前５時ごろ、泉区西田中の路上で自転車に乗っていた２０代の男性が、住宅の敷地内から飛び出してきたクマとぶつかりました。
男性は転倒し、頭や首など打つ軽いけがをしました。
クマは体長１メートルほどとみられ、そのまま近くの山林に立ち去ったということです。
近くに住む人も、今年初めて近くでクマを目撃していました。
近くに住む人
「１回、目撃しました。１０メートルぐらいのところで。茂みから突然飛び出して来たらよけようがない」
現場付近ではクマの目撃が相次いでいて、警察が警戒を強めています。
県によりますと、今年度のクマの目撃件数は２１４５件と過去最多となっていて、特に人の生活圏での出没が増えているということです。
