今シーズン初めてとなる渡り鳥の生息調査が、11月6日朝、宮城県内全域で行われました。

渡り鳥の生息調査は、毎年11月から3月にかけて、県内およそ500カ所の沼や川で行われています。

このうち、国内最大級の渡り鳥の飛来地として知られる栗原市と登米市にまたがる伊豆沼では、県伊豆沼・内沼環境保全財団の職員が午前5時半過ぎからマガンなどの数を調べました。

財団によりますと、10月24日の時点で伊豆沼周辺で確認された渡り鳥の数は、ガン類が9万3305羽、ハクチョウ類が308羽、カモ類が505羽で、平年並みに推移しているということです。

宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団 嶋田哲郎研究室長
「これから寒さが増して1月半ばぐらいにピークを迎えますが、ここは雪も降るんですけど、ちゃんとごはんを食べて、元気に冬を過ごしてくれたらいいと思ってます」

飛来のピークは来年1月中旬とみられています。

仙台放送
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