JR九州は6日、2025年度中間連結決算について営業収益と経常利益がともに中間期として過去最高だったと発表しました。

JR九州によりますと売上高あたる営業収益は2376億円と去年の同じ時期と比べて292億円の増収となりました。

また、経常利益は114億円増の410億円となりました。

好調の要因として4月の運賃・料金値上げで収入が増えたことに加え、分譲マンションなど不動産販売による収入増加を挙げています。

古宮社長は「増収分を原資として安全対策や災害対策などお客様へのサービス向上に努めたい」としています。

一方、建設費の高騰などにより博多駅の「空中都市プロジェクト」が中止となったことで87億円の特別損失を計上しています。

通期の連結業績見通しは、営業収益と経常利益についていずれも8月の予想から上方修正しましたが、純利益は下方修正しました。

テレビ西日本
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