国の内外で高い評価を受ける障害者アーティストの作品を展示する企画展が5日から大分県大分市で始まりました。

県立美術館で行われているこの企画展は障害者アートへの関心を高めてもらおうと、毎年開催されているものです。

2025年はおよそ800点の作品が展示されています。この中には利用者の自由な表現活動を支え、国の内外から高い評価を受ける福祉施設、滋賀県の「やまなみ工房」と奈良県の「たんぽぽの家」の作品も含まれています。

こちらは「やまなみ工房」の鵜飼結一朗さんの作品です。

着物姿の人たちやがいこつを重ねて描いていて、独特の世界観を作り出しています。

鵜飼さんはニューヨークでも個展が開催されるなど生み出す作品は海外からも注目されています。

◆おおいた障がい者芸術文化支援センター隅田妙子センター長
「作品の中に隠されているものがたくさんあると思うので、そのあたりを本当にじっくり見てもらいたい」

また、会場には陶芸家の中野マーク周作さんなど県内在住のアーティストの作品も展示されています。

この企画展は11月16日まで行われてます。

テレビ大分
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