南海トラフ巨大地震の発生を想定し、LPガスを使って被災者を支援するための訓練が大分県中津市で行われました。
この訓練は県LPガス協会が行ったものです。
5日、大分県中津市で8年ぶりに全県単位で実施し、およそ300人が参加しました。
訓練は南海トラフ巨大地震の発生により、県内も被災し、ライフラインが寸断されたという想定で行われました。
参加者たちは避難所に見立てた場所にガスボンベを運び、調理や給湯機器などにつないで、使えるようにする作業の流れを確認していました。
◆県LPガス協会 山田耕司会長
「災害時に(LPガスは)『最後の砦』と国も認めている。LPガスが完全に設置されていない避難場所もあるので、協会として今後もアピールしていきたい」
県LPガス協会は「今後も訓練を重ね、いざという時に備えたい」と話しています。