11月5日の「津波防災の日」に合わせて、岩手県宮古市の保育所では園児たちも参加して、地震と津波を想定した訓練が行われました。
宮古市の津軽石保育所では、5日に大地震が発生したとの想定で訓練が行われました。
子どもたちは地震発生の知らせを受けると、みんなで集まり頭を低くして地震が収まるまで身を守る姿勢をとっていました。
その後は保育士が高台に避難することを想定し、避難する人数と場所を市に連絡する手順を確認しました。
また、近くにある津軽石学童の家でも訓練が行われ、職員たちが地震の後、三陸沿岸道路の休憩所まで歩いて避難し、その後さらに車で避難所へと移動する流れを確認しました。
宮古市危機管理課 山崎正幸課長
「避難先への移動の経路とか、避難先がどんなところなのかというのを確認してもらったわけだが、そういう訓練を実施することが一番の安心につながるんじゃないかと」
宮古市では、東日本大震災から15年となる2026年3月にも、津波を想定した訓練を行う予定です。
(岩手めんこいテレビ)