北の恵みが勢揃いです。
北海道の新鮮な海産物や、人気のスイーツなどが集う北海道物産展が、5日から鹿児島市の山形屋で始まりました。
全国1位の売り上げを誇る「北海道物産展」。
その魅力を河内アナウンサーが取材しました。
河内杏月アナウンサー
「午前9時40分すぎの鹿児島市・山形屋前です。北海道物産展を楽しみに開店前から長い列ができています!」
鹿児島市の山形屋で5日から始まったのは、「北海道の物産と観光展」。
午前10時前にオープンし、待ちわびた人たちで朝から大賑わいでした。
宝石のように輝くいくらの醤油漬けに・・・その場で豪快に揚げた若鶏の半身揚げ!
サックサクの衣をまとった北海道産男爵いものコロッケ!
食の宝庫、北海道からやってきたグルメが一堂に会する恒例の物産展です。
中でも、毎回人気が高いのは、北の海で獲れた「海鮮」です。
こちらは、通常の約3倍もの大きさの「ジャンボホタテ」が目を引く海鮮弁当。
ウニやアワビといった9種の海の幸が贅沢に使われていて、一日限定50個の販売です。
河内杏月アナウンサー
「すごい、箸で持ち上げただけで、ずっしり感が伝わってきます。すごく肉厚です!」
「いただきます・・・甘いです!ホタテの甘み、うま味が口いっぱいに広がります。これは贅沢ですね。幸せです」
今回の初出店は13社。
そのうちの一つ「きくちや」の豚丼は、十勝産の豚肉を一枚ずつ網焼きにして、甘さ抑えめの秘伝のタレで仕上げた、帯広市のソウルフードです。
ミルクや小麦といった北海道産の素材を生かしたスイーツも見逃せません。
中でも注目は、札幌市のスイーツ店「札幌農学校」の焼きたてクッキーサンド。
店内で焼きあげたミルククッキーに、十勝産のあずきと北海道産のバターをサンド。
普段は札幌駅の店舗でしか販売されていない限定商品です。
北の大地が生んだ魅力的なグルメの数々に、訪れた人たちも思わず財布のひもが緩んでしまっているようでした。
お客さん
「おいしいデザートがないかなと思って来た」
「何でもおいしい。毎回同じものを買ってしまう」
「なかなか自分で(北海道に)行くことがないので(物産展で)来てくれるのはありがたい。全部おいしそうなのでどれを買っていいか分からない」
「毎年来ている。予算は…無限です(笑)」
山形屋の北海道物産展は、4年連続で売上高が日本一。
会期中は1号館6階のメイン会場を中心に、5つの会場で120社が出店し、今回は9億6000万円の売り上げを見込んでいるということです。
「北海道の物産と観光展」は会期中、一部の店舗を入れ替えながら11月26日まで開かれています。
1号館6階のメイン会場では混雑時に入場に整理券が必要な場合があります。
整理券は1号館1階の西玄関で配布するということです。