東京・大田区の会社で女性を殴った疑いで、元従業員の男が現行犯逮捕されました。
現場からフジテレビ社会部・八重澤亜有美記者が中継でお伝えします。
現場は閑静な、住宅が立ち並ぶ一角にある会社の建物です。
横断歩道を渡った先には中学校があり、そのまた近くには幼稚園もあるなど、付近は通学路にもなっています。
現場には5日午後3時45分現在も規制線が張られていて、建物の中では鑑識作業が行われています。
高須神貴容疑者(32)は午後0時半ごろ、大田区仲池上の会社で50代の女性従業員の頭をハンマーで殴り、けがをさせた疑いが持たれています。
FNNが入手した映像には、高須容疑者とみられる男が確保され、連行される瞬間の様子が映っています。
逮捕直前の高須容疑者の様子を見た人が緊迫した状況を語りました。
目撃した人:
何か叫びながら、ものをたたき壊しているような音がした。ただひたすら大声を出すという感じ。
女性は頭から血を流して病院に運ばれましたが、命に別条はないということです。
現場からは凶器のハンマーのほか、高須容疑者が持っていたとみられる刃渡り20cmのサバイバルナイフが押収されました。
――高須容疑者の動機は何か分かってきていますか?
高須容疑者は「ハンマーで殴った」と容疑を認めた上で、動機については「会社とのトラブルがあった」などと会社への恨みをほのめかしているということです。