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プレスリリース配信元:株式会社アイデム

2025年9月イーアイデム会員対象 仕事探しに関するアンケート調査

総合人材情報サービスの株式会社アイデム(本社:新宿区新宿/代表取締役社長:椛山 亮)は、2025年9月に総合求人サイト『イーアイデム』を通じて求人に応募した会員を対象に仕事探しに関する調査を実施しましたので、結果を一部抜粋してお知らせします。
調査結果
【社会人基礎力の自己評価】
「かなり自信がある」の回答が多かったのは「規律性」53.3%、「傾聴力」36.3%
5年前の調査時より全体的に「かなり自信がある」「自信がある」の回答が増加し、特に「ストレスコントロール力」は合わせて13.1ポイント増えている

【パート・アルバイトを希望する理由】
「自分の都合のよい時間や曜日に働きたいから」53.4%、「生活との両立を図りたいから」36.6%、
「すぐに働き始めたかったから」25.1%

【正社員を希望する理由】
「将来にわたって安定して働きたいから」52.5%、「社会保険に加入できるから」39.3%、
「他の雇用形態より社会的な信用度が高いと思うから」27.9%
調査結果の詳細(一部抜粋)

【回答者プロフィール】






【社会人基礎力の自己評価】

「かなり自信がある」の回答が多かったのは「規律性」53.3%、「傾聴力」36.3%
5年前の調査時より全体的に「かなり自信がある」「自信がある」の回答が増加し、特に「ストレスコントロール力」は合わせて13.1ポイント増えている

 経済産業省では、職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力を、社会人基礎力として定義している。社会人基礎力は、3つの能力、12の能力要素からなる。
 求人に応募した人に、自分の社会人基礎力をどう評価するかをきいた。
「かなり自信がある」の割合が最も高かったのは「規律性」の53.3%、次いで「傾聴力」の36.3%、「柔軟性」の29.7%となった。
「全く自信がない」の割合が最も高かったのは「働きかけ力」の4.0%、次いで「想像力」および「ストレスコントロール力」が3.2%、「計画力」が3.0%となった。

<社会人基礎力12の能力要素>
主体性:物事に進んで取り組む力
働きかけ力:他人に働きかけ巻き込む力
実行力:目的を設定し確実に行動する力
課題発見力:現状を分析し目的や課題を明らかにする力
計画力:課題の解決に向けたプロセスを明らかにし準備する力
創造力:新しい価値を生み出す力
発信力:自分の意見をわかりやすく伝える力
傾聴力:相手の意見を丁寧に聞く力
柔軟性:意見の違いや立場の違いを理解する力
状況把握力:自分と周囲の人々や物事との関係性を理解する力
規律性:社会のルールや人との約束を守る力
ストレスコントロール力:ストレスの発生源に対応する力





 2020年11月に実施した同様の質問と結果を「かなり自信がある」と「まあまあ自信がある」の合計で比較した。
 12の能力要素について、大きな傾向に変化は見られなかったが、2020年11月調査時よりも2025年9月調査時の結果のほうが高い割合になっている能力が多くみられる。最近の求職者傾向として、約5年前の求職者よりも自分の社会人基礎力に自信がある人が多いようだ。5年前は新型コロナウイルス感染状況が深刻で人々は活動を制限されていた頃だったので、活動量の増加が自信につながっているのかもしれない。
 能力要素を個別にみると、特に「ストレスコントロール力」では「自信がある 計」は2020年11月調査時は57.0%だったが、2025年9月調査時は70.1%となり、13.1pt高い結果となった。このほか、「計画力」「想像力」「発信力」についても5pt以上割合が高くなった。一方、「主体性」「実行力」「傾聴力」「柔軟性」「状況把握力」「規律性」については、5年前の結果と比較しても大きな差は見られなかった。





【パート・アルバイトを希望する理由】

「自分の都合のよい時間や曜日に働きたいから」53.4%、「生活との両立を図りたいから」36.6%、
「すぐに働き始めたかったから」25.1%

 求人に応募した、パートまたはアルバイトを希望する人に、なぜその雇用形態を希望するのかをきいた(複数回答)。最も多かったのは「自分の都合のよい時間や曜日に働きたいから」で53.4%、次いで「生活との両立を図りたいから」が36.6%、「すぐに働き始めたかったから」が25.1%となった。
 性別との関係をみると、「男性」のほうが「女性」よりも「気楽に働きたいから」が12.2pt、「一定期間で計画的に働けるから」が10.2pt高くなった。計画的に、無理のない範囲での就労を希望する人が多いようだ。
 一方、「女性」のほうが「男性」よりも「扶養の範囲内で働きたいから」が12.9pt、「生活との両立を図りたいから」が8.7pt高くなった。限られた範囲の中で働くことのできるスタイルを探していることがわかる。




【正社員を希望する理由】

「将来にわたって安定して働きたいから」52.5%、「社会保険に加入できるから」39.3%、
「他の雇用形態より社会的な信用度が高いと思うから」27.9%

 求人に応募した、正社員雇用を希望する人に、なぜ正社員を希望するのかをきいた(複数回答)。最も多かったのは「将来にわたって安定して働きたいから」が52.5%、次いで「社会保険に加入できるから」が39.3%、「他の雇用形態より社会的な信用度が高いと思うから」が27.9%となっている。
 性別との関係をみると、「男性」のほうが「女性」よりも「社会保険に加入できるから」が30.6pt、「自身のキャリアを維持・向上したいから」が22.6pt、「他の雇用形態より社会的な信用度が高いと思うから」が18.4pt高くなった。保障や成長できる環境のほか、雇用形態からイメージされる周囲の印象も重要と考えているようだ。
一方、「女性」のほうが「男性」よりも5pt以上高くなった項目は見られなかった。



調査・分析担当者のコメント
9月のアンケートでは、社会人基礎力の自己評価をきいています。「かなり自信がある」の割合が最も高かったのは「規律性」の53.3%、次いで「傾聴力」の36.3%、「柔軟性」の29.7%となりました。2020年11月の同様の調査結果と比べると、評価が高まっている能力が多くありました。5年前は新型コロナウイルスが流行していたこともあり、当時と比べ活動量の増加が自信につながっているのかもしれません。
調査概要
調査対象:総合求人サイト『イーアイデム』の会員で、2025年9月1日~9月30日の期間に『イーアイデム』から求人に応募した人
調査方法:インターネット調査
調査主体:株式会社アイデム
調査期間:2025年9月2日~10月5日
有効回答:501名
※調査結果は四捨五入のために合計が100%にならない場合があります

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