2025年4月から9月までの上半期に倒産した長崎県内の企業は、前の年より8件少ない24件でした。

これは、東京商工リサーチ長崎支店がまとめたもので、上半期の倒産企業24件(前年から8減)の負債総額は、前の年より少ない(15億3500万円)21億800万円でした。

全体の約9割が販売不振によるもので、このうち負債1億円以上の大口倒産は5件ありました。

倒産が抑制された要因として東京商工リサーチ長崎支店は、金融機関が経営状況の厳しい企業に対し返済の繰り延べに柔軟に応じるなど支援したためだと見ています。

しかし、今後は人手不足や後継者問題などで、経営基盤が弱い企業を中心に倒産などが徐々に増える可能性が高いと指摘しています。

テレビ長崎
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